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Apr 22, 2024

ループプール原子力発電所 1 号機に設置された受動熱除去システム

ロシア国営原子力発電会社ロスアトムが建設中の同国初の原子力発電所であるループプール原子力発電所(NPP)の1号機に、受動的熱除去システム(PHRS)の熱交換器8基の設置が完了した。

ロスアトムエンジニアリング部門の通信部門が最近発表した声明によると、各熱交換器は重さ32トンを超える金属構造で、長さは8,530メートル、幅は5,904メートルである。

PHRS は、すべての電力供給源が存在しない場合でも、炉心から大気中への熱の長期除去を保証する受動的安全システムです。

「システムが動作しているとき、大気はPHRS熱交換器に入り、熱交換器の片側を冷却しますが、蒸気発生器からの蒸気は熱交換管内で凝縮します」とロスアトムエンジニアリング部門副社長兼ディレクターのアレクセイ・デリイ氏は説明した。ループプール原子力発電所建設プロジェクト向け。

これは、7月に1号機に換気パイプが設置されたことに続くものである。

ループプール工場は、ダッカの北西約 160 km にあるパブナのイシュワルディ郡にロスアトムによって建設されています。 これは 2 台の VVER-1200 リアクターで構成されます。

2011年11月、ロシアとバングラデシュは原子力発電所建設における協力に関する政府間協定に署名し、2015年12月中旬に一般契約が締結された。

建設は2021年に開始され、1号機は2017年11月に、2号機は2018年7月に建設が開始された。

プラントの燃料はすべて、2019年8月に最終化された契約に基づいてロスアトムによって提供されており、納入を承認する最終議定書は5月に署名された。 工場内の燃料は処理のためにロシアに戻される。

8月初め、バングラデシュ原子力委員会は、ロシアのノボシビルスク化学濃縮工場(ロスアトムの燃料会社TVELの一部)で、ループプール1号機への初期燃料装填のための核燃料を検査した。

ループプール原子力発電所/バングラデシュ

TBSレポートロシア国営原子力発電会社ロスアトムが建設中の同国初の原子力発電所であるループプール原子力発電所(NPP)の1号機に、受動的熱除去システム(PHRS)の熱交換器8基の設置が完了した。
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