現場での作業が進み、Rooppur 燃料が検査に合格 : New Nuclear

2023 年 8 月 10 日

Rooppur 1の初期搭載用の最初の燃料は、ロシアのノボシビルスク化学濃縮工場（NCCP）での検査を経て、バングラデシュ原子力委員会（BAEC）によって正式に受け入れられた。 一方、バングラデシュの工場敷地では、ユニットの 8 台の熱交換器の設置が完了しました。

NCCPはロスアトム国営企業の燃料部門であるTVELの企業であり、燃料受け入れ検査にはTVELとAtomStroyExport（ASE）の代表者が出席した。

BAECが1200MWe VVER加圧水型原子炉（ダッカから160キロ離れた敷地に建設中の2基のうちの1基）用の燃料の供給を受けることを可能にする最終議定書とライセンスは、今年初めに署名された。 燃料の引き渡しは9月に行われる予定だ。 同様の燃料は、レニングラード、ノボヴォロネジ、ベラルーシ（オストロベツ）原子力発電所のVVER-1200原子炉ですでに稼働している。

TVEL品質ディレクターのアレクサンダー・ブフバロフ氏は、同社は予備生産から燃料製造、発電所への供給までのプロセス全体を通じて顧客の好みを考慮し、ループプール向けに「先進的かつ効率的な」核燃料を生産したと述べた。 「我々の燃料がロシアの原子力技術の最高の品質と信頼性のレベルを再び証明すると確信している」と同氏は述べた。

「ループプール原子力発電所建設プロジェクトの実施は計画通りに進んでいる」とASE副社長兼ループプール建設プロジェクトディレクターのアレクセイ・デリイ氏は述べた。 「ロスアトムエンジニアリング部門はその義務を全面的に履行しており、核燃料が到着するまでに、1号機の建設現場は核燃料を受け入れ、保管を確保する準備が整い、核燃料を搭載する段階に先立ってすべての安全要件を満たしていることになる」原子炉。」

これとは別に、ロスアトムはループプールに8台の熱交換器が設置されたと発表した。 8 つの金属構造物 (それぞれの重さは 32 トンを超える) は、プラントの受動的熱除去システム (PHRS) の一部です。

熱交換器はループプールの所定の位置に持ち上げられました (画像: Rosatom)

「システムが動作しているとき、大気はPHRS熱交換器に入り、熱交換器の片側を冷却しますが、蒸気発生器からの蒸気は熱交換管内で凝縮します」とデリー氏は述べた。

バングラデシュ初の原子力発電所であるループプール 1 号機の建設は、2015 年 12 月に署名された一般契約に基づいて 2017 年 11 月に開始されました。このユニットは 2024 年に運転開始予定です。ループプールの 2 号機の建設は 2018 年 7 月に始まりました。

World Nuclear News による調査および執筆

WNN は世界原子力協会の広報サービスです。

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